波よ聞いてくれ 実写版 ドラマ
アニメ、波よ聞いてくれ が実写版でドラマ化される。
2023年4月21日(金曜)よる11:15放送(※一部地域を除く)
テレビ朝日 金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』番組サイト。
金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)
主演は小芝風花さんというコトで個人的に期待度は爆上がり中。
もともとは漫画雑誌原作の物語。人気上昇と共にアニメ版が制作された。
作者さんはあの「無限の住人」の沙村広明氏。
少し前のコロナ禍の最中、「無限の住人」が面白かったのでこの
「波よ聞いてくれ」のアニメ版をワクワクして観てみた。
「波よ聞いてくれ」の内容は!?
作品についてはまず題名。
「波よ聞いてくれ」という題名から、湘南や千葉のサーファーの話かと
想像するけど全然違ってる。
海の「波」とは関連性のない内容が展開されるが、沙村広明氏の作品だけに
なかなかクセがあって面白い。最初からグイグイ引っ張られて見てしまう。
そのうち北海道の地方ラジオ局が舞台とわかってくると、ズブの素人が
プロの現場で葛藤して成長してゆく姿勢に引き付けられる。
主人公の生活描写も具体的で面白い。
簡単に内容を話せば、
北海道でバイトで食いつなぐ主人公がふとした切っ掛けでラジオ地方局のパーソナリティーに
抜擢される。その成長奮闘ストーリー。
バイトと企業(ラジオ局)人という自由と社会人のハザマで
いかに自分らしく生きるかのむずかしさ。
そして生きる上でのいろいろな複雑さの選択を真剣にコミカルに展開させてゆく。
この辺り、今の時代背景を上手に描いてて、観てる人は他人事と思えなくなるはず。
社会の甘さも辛さも知りぬいた上の世代の方にもおすすめ。
「波よ聞いてくれ」の内容や作品性云々の前に、
まず舞台が地方のラジオ局というコトがズキンとくるはずだから。
ラジオと聞くとどうしても遠い日のラジオがまだ主役だった時代。
AM、FEN、ウルフマンなんかの単語に覚えのある方々なら、
あの頃の郷愁が思い出になってきっと、染み出してくる。
「波よ聞いてくれ」の評価
詳しい内容を書くとネタバレになるのでそこには触れない。
だたラジオという題材についてだけ少しふれる。
今や配信が主流でありサブスク全盛の世の中。
芸能人やアナウンサーだけでなく一般個人が手軽に配信番組を提供できる時代。
こんな今でも地方や一部の時間帯にラジオ人気は根強いと聞く。
デジタル主流の世の中にアナログレコード盤やカセットテープ人気が復活している。
きっとラジオという放送媒体もテクノロジーの進化では消せない何かを
多くの人の心に刻み込んでいるからだろう。
そんな思いをテーマにしている物語。この辺をどう表現するかが期待どころとなってる。
さらにアニメの実写版だけに双方の表現や類似性も見どころ。
可能であれば実写版の前にアニメで要所を抑えておいてから観るのも楽しい。
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「波よ聞いてくれ」が伝えたいモノ
とても古い時代。
その頃はネットが無いので電波がメディアコンテンツの生存圏だった。
新しい情報は電波しか個人に届くツールはなく皆がそれを受け入れていた時代。
紙媒体やフィルムといったアナログ手段を除けば、ラジオは最新のエンターテイメント。
多くのヒット番組や音楽、コンテンツも2台巨頭であるTVとラジオから生まれた。
60年代を描写したRocknRoll全盛のアメリカがよく映画などで用いる。
また日本でも夜中に布団でそっと聞く深夜のラジオ放送が人気の時代。
合間で流れる音楽と共に何だか言い知れぬ平和感が日常を取り巻いていた。
勿論、陰では犯罪も紛争もいろいろ問題はあった。
しかしながら、お叱りを受けるのを承知で言えば、それら問題も今思えば
とてもアナログ的な事件や事故だった。
「波よ聞いてくれ」は放送局のパーソナリティーが奏でるラジオトークで
日々が彩られていたあの時代。
このあたりの空気感を掘り起こして
アナログ・ピースな世の中を思い出せー!
何て訴えてる気がしてならない。
「波よ聞いてくれ」の楽しみ方
ラジオに欠かせないのはトークと音楽。
「波よ聞いてくれ」ドラマを観た後に、実際のラジオ番組を聞いてみて
ドラマと比べてみるのが楽しそう。
普通に話してるラジオパーソナリティーの裏側や、番組の出来方なんかも
透けて見えそう。
そんな「波よ聞いてくれ」。 いま、とても楽しみにしている。
2023年4月21日(金曜)よる11:15放送(※一部地域を除く)
テレビ朝日 金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』番組サイト。
金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)
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