慶応大学 湘南藤沢キャンパス 七夕祭

手持ちのAuスマホが通信困難の中、とある事情から慶応の学際に行く機会があり湘南藤沢キャンパスの七夕祭を訪れた。連絡が取り合えない中何とか待ち合わせ場所にたどり着き連れを伴っての訪問。
広大な土地に立ち悠然と立するしたキャンパスはリゾート施設のようで「ココは大学か!?」と幻想してしまうほどだった。自身の大学時代の学園祭を想像してたのだが格が違っていた。遊びに供したお祭り感も多少見られたがすべてに品格があったと思う。(・・・以前に自身の出身校と慶応を比較する方がおかしいのだが。。。)

で、キャンパスをグルっと回るうちに気になったのがやはりドカドカというドラム音。音を頼りに探し当て、バンド演奏している教室を覗いてみたのだが。。。
・・・コメントは避けよう。ただ楽しそうに演奏していて音楽の楽しさは観客に伝わったのではないかと思う。

他にも炎天下の中アカペラで野外ライブしてたり、MJらしき方々もいたり、ドローンを使ったシューティングや縁日っぽい出店もあり、広すぎるキャンパスを持て余すかのような感もありつつ素晴らしい催しだった。

キャンパスを連れと歩きながら思った。学生の本分は学業である。しかしながら大昔。昭和の学生運動真っただ中の頃、その本分は一種の暴力や事件を絡めて多くの学生がはき違えた。(と思うんだけど)そして混沌の時代からしみ出したフォークソングや和製Rock’nRoll、歌謡曲というモノが音楽を生活基準の常識にし、時に支えになり、現在輝いているトップアーチストの礎となっている。そう言えばあの時代、フォークやロックといった垣根を取っ払っていい曲が多い。ガロとか 風とか はっぴえんどとか キャロルとか 拓郎さん、こうせつさん、えんけんさん、陽水さん、、、思い出せばキリがない。
DTM主流の私がどの口で言う”!? と言われそうだが、コピーバンドや「歌ってみた」みたいな配信が多くある現在、コレはコレで面白い文化であり今、受け入れてる方々の評価なのだろう。ただウソでも「魂の叫び~」や「命をこめて作った曲ぅ~」なんてお題目前提の、暗闇でただ刀振り回す的な、けっしてウッドストックのようなカッコいい歴史を刻めないにしても、時代の常識ローラーからペチャンコになってはじき出されたような輩が集って歌う、あの暗~ぃ音楽ムーブメントの時代が今頃妙に眩しく思えたなぁ。

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