音楽制作の最終兵器 エフェクターについて考えた。

このところ曲のMixdownに追われる日々が続いてる。MixはEQと
リミッター、コンプとマキシの戦いだ。そんな作業中ふとエフェクターの
ことを考えた。

ギターは勿論。楽曲奏者には今更だが大半の楽器には音を出すための
演奏部、音を増幅(響く)させる共鳴部がある。音は奏者のテクニックに
より演奏部で個性を発揮し共鳴部で倍音され外に響く。

アコギが分かりやすい。一方の手が弦(音階)を押さえ、もう一方の手が
その音を鳴らし大きなウッドボディが音を増幅させる。

同じ音楽を弾いても人により様々なトーンが生まれる。両手のタイミング
とバランスで奏者独自の多様なニュアンスの演奏が奏でられる。

音は楽器一つの中だけでも様々な変化を生じるが、もう一つ、大きく
影響を与えるモノがあるが。それがエフェクター。

倍音されて外に出る直前に音を加工する最終工程。公共に流れる音楽は
すべてこの工程がなされてる。電子楽器からエレキ系、生音さえマイクで
拾ってエフェクト処理を行っている。

エフェクターは高音や低音を加減したりエコーをかけたり遅らせたりウネ
らせたりと沢山の種類があり目的によって使い分けられてる。
つなげる(処理する)順番にも個性が出る。単体使いや連結も。同じ
エフェクターを2重3重にかける場合もある。

音は奏者や音楽エンジニアのテクニカルなエフェクトにより大きく
変化する。一変すると言ってもいい。

エフェクターのルーツはマイクだという説がある。その昔、生声を多くの
人に聞こえるようにするには? というところから始まったらしい。
世に広めたのは偉大なシナトラ先生だとか。初めは本当の声じゃない、と
叩かれることもあった。でも人間は一度便利さを覚えたらもう戻れない。

技術発展により今の音楽は電気無しでは成立しない。エフェクター、
日本語訳すると影響や効果となる。音楽に欠かせないエフェクターだけど
自分にはどんなエフェクト処理がなされて今に至るのか。

Mixで耳が麻痺して一休み中、自分の人生エフェクターは何だったのか、
ちょっと考えた。

 

 

‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/‗/

2022版 音楽通とは!? がわかる! 実例的音楽制作 JMC PV

■5 はやく言ってよ https://youtu.be/G5cazE58aFU
■6 END ROLL https://youtu.be/6kQQU7bznQY
■7 雨    https://youtu.be/IPEAMSC1abA
■8 タイプ☆ じゃないけど  https://youtu.be/h9pGIzgia1k
■9 Weather news 天気予報  https://youtu.be/P-YE4Ad4wlw

コメント